36歳の大学生
中学校をなんとなく卒業して
ギリギリだけど受けてみようかと少し高めに設定した高校に無事受かり
なんとなく勉強をして、その頃両親が離婚したので金銭的に働いて欲しいといわれ
大学に行かずそのままなんとなく就職。
そんな面白みのない自分から卒業できたきっかけは
息子が生まれてからでした。27歳の時に生まれた息子です。
それまで自分がどこにいるかわからないままぼーっと過ごしてきた私でしたが
息子が生まれてから「生きる意味」を得た私は
生まれ変わったようにスイッチが入りました。
まず、息子に勉強を教えられるように「塾の先生」の免許を取りました。
次に、男性でもなかなか合格率の低いWES溶接適格性証明2級を取得し、現場にいつでも出られる準備をしました(もともと溶接会社で働いていた過去があるため)
フィリピンやベトナムのスタッフを雇いたかったので
大学で英語の科目履修を取り半年大学に通いました(学力強化)
そして仕事を増やす為、古物許可証を自分で取り、会社を立ち上げ
ツテのすべてを使い取引先をとにかく増やしました
それをずっとそばで見守ってくれていたのは息子なのですが
全ての力を与えてくれた息子にとても感謝をしています
そして会社も落ち着き、社労士や宅建士の勉強も始めたのですが
どちらにせよ法を学ぶのが先決だと気づいた私は
とある関西にある大学の法学部に通う事を決め、
無事入学し、通信で毎週オンライン授業を受けています。ある意味無茶苦茶ですね(笑)
ざっくばらんにここ5年ほどの経歴を書きましたが
なかなか壮絶なものでした。
まさか36歳にもなって
自分が法学部に通うと決めるなんて想像もしてなかったので
なんとなく生きてきた自分にとってはとても有意義な時間です。
溶接の資格をとったおかげで単価のいい仕事が来るようになりました。
社労士の勉強をしたので業務の幅が広がりました。
英語を勉強したおかげでメールのやりとりがスムーズになり、外国のお客さんも増えました。
塾の先生の資格も、いつでも教室を持てる段階まで来ました。
全て自分が得たものに無駄はないと思っています
原動力が有り余っているので大学生になってしまったわけですが(笑)
この情熱をこれからも業務にしっかり向けていきたいと思います^^