日記 「いっぱい」の誤解 フィリピン、ベトナム、ブラジル、ペルーの人と一緒にお仕事をした事があります。寒かったので、この前作業をいったんお休みしてガレージでおでん大会をしまして その際にペルーの子(以下Mさん)が気をつかって皆の分をよそってくれようとしてました 具をお皿に入れて最後にだしを入れてくれていたのですが Mさん「このスープ、どのくらい?」スタッフR君「いっぱいで!(おたま)」Mさん「はい!」 だしをスープというところが海外っぽくていい! するとそのスタッフR君のお皿に並々のつゆが・・・。R君と私は一緒に「?」となっているのが雰囲気でなんとなく分かりました そこで私はふと思ったのです。 日本人同士の「いっぱい」の、沢山の「いっぱい↑」とおたま「いっぱい↓」は聞き分ける事が出来ます。しかし、日本に来てまだ半年と間もないMさんは R君のいう「(お玉)いっぱい」を「(沢山の)いっぱい」と解釈したのでしょう 次スタッフの人にもMさん「スープどのくらい?」スタッフ「じゃあ、いっぱい(一本指を見せて)」Mさん「OKOK」 このスタッフさんはわかりやすく指を一本たててお玉いっぱいと伝えていました そして受け取ったお皿にはまた並々のつゆが・・・(笑) そのやりとりを見ていた、なんとなく「いっぱい」の誤解を理解したR君と私はMさんの勘違いがとても可愛らしかったので、声をかけられず^^; 最後にR君が教えてくれてました(笑)Mさん、自分の勘違いに爆笑してとても恥ずかしがっていましたが勉強になりました!と言ってくれました、よかったよかった(のか?) だしをスープという所や、「いっぱい」の誤解はなかなか体験しないので貴重な会話でした^^